Research and Development

カブトムシのモデリング

シーン作成と全体のイメージについて

本作は、MOJIKAIを使用し自身のイメージしたシーンにあうカブトムシのテンプレートを生成して、Blenderにてテクスチャ、マテリアル、ライティング、レンダリングまでを制作した3D作品です。
MOJIKAIでカブトムシのテンプレートを生成する際、脚や角の長さ、翅の開閉や体の大きさ等、様々な部分を変更することができます。それによりスピーディにモデルを生成し配置するだけで基本的なシーンが完成します。

制作期間

カブトムシのテンプレートをMOJIKAIで調整し生成、シェーディング、テクスチャの作成と調整、ライティング、シーン全体作成、レンダリング含めて6時間。

依頼内容とシーンイメージ

「ポートフォリオに載せるためのカブトムシを使用したシーン作成。」
→カブトムシからイメージを膨らませて「夏・青々とした樹々・強い日差し」を連想しました。本来カブトムシは夏の日差しが出ている際、木陰で休んでいるため少し暗がりかつ、木漏れ日が少し当たっているようなシーンにしております。

カブトムシのマテリアル

シェーダーやマテリアルについて、質感の再現には特にこだわり、バンプマップとノイズテクスチャを活用しながらブラシで細部を整えることで、カブトムシ特有の凹凸を表現しました。加えて、カブトムシの外骨格部分の淡い光沢感のムラを表現するためにラフネスマップの塗りムラあえてを残すことでより自然な光の反射がされるように再現いたしました。

シーンのライティング

ライティングについて今回特に気を付けたことは夏という季節感が伝わるようなライティングとシーン作成を行ったという点です。
ライトの数は日中の設定とはいえ木漏れ日なので必要以上に多くせず、レンダリングした際カブトムシの一部に木漏れ日が当たることで、よりカブトムシの持つ光沢感が伝わるように制作いたしました。