制作時間:13日(電車パーツの製作、パターンの作成、ライティングレンダリング、カメラ構図等含め)
依頼内容:キットバッシュモデリングを使用した電車モデルの作成。
使用ツール:Blender ,Photoshop,illustrator


↑図1:台車部分のキットバッシュモデルパーツ

↑図2:パーツを組み上げた時の完成モデル
キットバッシュモデリングとは
3Dパーツを作成し、プラモデルのように組み合わせることで、短時間の作成で複雑な造形、情報量の多い見た目のモデルを生み出すことができるという手法です。
これにより次回以降のキットバッシュモデリングを行う際、過去に作成したパーツをそのままもしくは少し変更を加えることで再利用することができ、より一層の効率化を見込むことができます。
左図は、電車の台車部分を構成する各パーツをキットバッシュモデリングで組み合わせた例です。
一つ一つのモデルは比較的シンプルな形状ですが、組み合わさることで密度感のある仕上がりになっているのがお分かりいただけると思います。
「プロシージャルモデル」を使用したキットバッシュモデリングの可能性
弊社の作成するモデルの最大の特徴でもある、「プロシージャルモデル」を使用することで、様々なバリエーションに富んだキットバッシュモデルパーツを作成することができます。
この右の図3と図4は電車で使われている「パンタグラフ」というパーツを作成したときの物ですが、これと同じように他パーツもそれぞれが細かく可変することができます。
パーツの中には多いもので20以上の可変用パラメーターがついているモデルもあるため非常に様々な組み合わせを試すことができます。

↑図3:パンタグラフのパラメーターが「1.0」の場合

↑図4:パンタグラフのパラメーターが「0.0」の場合