Qualcommは過去7年間、XRデバイス市場で独り勝ちしてきました。QualcommのSnapdragon 835(Meta Questを動かすチップ)は2016年11月17日にリリースされました。それ以降にリリースされたほぼすべてのスタンドアローンデバイスは、QualcommのSoCを採用しています。
しかし、2024年はAppleの空間コンピューティングの年になりそうです。
市場はXRというネーミングをあっという間に捨てました。そして今、誰もがVR、AR、XRの代わりに空間コンピューティングを使うことが期待されています。私たちもそうせざるを得ないと感じています。空間コンピューティングは2024年の最初のキーワードです。
Qualcommは依然としてAppleに勝つことを望んでいます。彼らはSnapdragon XR2+ Gen 2 をリリースしたばかりです。このチップは非常に強力で、Sony、Siemens、Google、Samsungなどの企業が自社のデバイスを動かすために採用する予定です。
弊社R&D部は、空間コンピューティング市場が活気づきつつあることを嬉しく思うとともに、Apple Vision Proのリリースを心待ちにしています。そして、多くの人々が新しいアプリケーションの開発や、既存のアプリケーションをVision Proへ移植することに興味を持つだろうと期待しています。また、SonyとGoogleのデバイスについても研究することを楽しみにしています。
本当にXR、失礼しました、空間コンピューティングにとって良い年となりそうです。